先日の簿記3級【資格】「簿記3級」独学で試験を最短突破!学習法についてまとめに関連してテクニックや簿記の初歩的な知識など追記します。
「フリクションボール」を使用して何度も問題を解きなおす
過去問を解いていくと、ミスや間違いを確認するために何度も解きなおすことがありますが、その際に「シャーペン」や「鉛筆」で書いては消しゴムで消して…としていくと時間がかかる上に面倒です。
そんなときは、「フリクションボール」を使用して問題用紙に直接書き込んでいきます。
本来、フリクションボールは軸上部の「ラバー」でこすって消す便利なものですが、いちいち「ラバー」を使用しなくても、「ドライヤーで温めて一気に消す」という力技を使用することができます。
ドライヤーを温風にして問題用紙を温めると、ものの数秒で記入したものが全部消えます。
ただし、用紙裏面に書き込んだメモなども消えますので、消したくないものがある場合はスマホのカメラなどであらかじめ保存しておくと良いと思いわれます。
問1について
問一の仕分け問題は毎年広い範囲から問題が出題される上に、問1から5まで全ての問題で仕分けを使用しますから、とりあえず問題集の仕分けはすべてできるようにします。
しかし、仕分けを完璧にしてから他の問題を解けるようにすると学習時間が足りなくなる恐れがありますから「半分くらい」解けるようになりましたら 問3 → 問5と進んでいくことをお勧めします。
借方・貸方どっち?
初歩でよくあるのが「この仕訳、左右どっちに入れるのだっけ?」というものです。
これは、ある科目を軸として「増えれば左、減れば右」と理解するとわかりやすいです。
・例:「勘定科目が『仕入れ』と『現金』を使用するのは分かっているが、借方・貸方どちらに入れるのかわからない」 たとえば「現金」を軸とした場合 「その取引をすることで現金が増えれば左(借方)」「その取引をすることで現金が減れば右(貸方)」という考え方で解けます。
または「仕入れ」を軸とした場合 「その取引をすることで仕入れが増えれば左(借方)」「その取引をすることで仕入れが減れば右(貸方)」という考え方で解けます。
丸暗記するよりも、論理的に考えれば正解が見つかりますし、その後で思い出すのもすぐです。
問3について
残高試算表「合計?」「残高?」「合計残高?」
問3は「試算表」が例年出題されます。
「試算表」は3種類あり、
1.「残高試算表」
2.「合計試算表」
3.「合計残高試算表」
の3種類です。
解答を見ると左右の一方にしか金額が書いてなかったり、次の問題は両方書いてあったり、その次はなんと4行も記入行があったり。
これは実は簡単に分類できます。
「合計」:仕分けした借方・貸方の合計の金額は「独立」させて書く。
「残高」:仕分けした借方・貸方の金額は「合算」させて書く。
「残高試算表」はどちらか一方にしか金額に書きません。
「合計試算表」は両方に金額に書きます。
「合計残高試算表」は「合計」とある両行には仕分けした金額を書きます。
「残高」とある行には、やはりどちらか一方にしか金額に書きません。
名称から丸暗記で解くのは危険です。
加えて「もしも間違っていたら…」と不安な状態で試験を続けるべきではありません。
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