トレーニングを始めたばかりの時期であれば毎週簡単に重量が増加していきます。
ただし、重量が増加する理由が「筋肥大によって」というよりは「神経系が発達したから」という理由が大であり、神経系の発達はしばらくすると頭打ちになります。
そうなると遂げていた急激な成長が急に緩くなってしまい、場合によっては一気につまらなくなってしまうのでしょうか? この時にトレーニングが続けられるか、はたまた辞めてしまうかが山場となりますが、この「神経系の発達」の知識やトレーニング理論をある程度知っておくと地に足着いた成長を続けていくことができるのではと思います。
「神経系の発達」という概念を知った後は、トレーニング理論について実際のプランを作成します。
「非線形ピリオダイゼーション」とは?
ざっくり言うと、「週によってトレーニング回数を変える」という理論です。
トレーニングによくあるのが、例えば「ベンチプレス」を行う場合
1週目:60kg × 8回 × 3セット
2週目:60kg × 8回 × 3セット
3週目:60kg × 8回 × 3セット
このようなトレーニングを行いますが、神経系の発達も考慮して
1週目:60kg × 8回 × 3セット
2週目:55kg × 12回 × 3セット
3週目:67.5kg × 3回 × 3セット
このように週によって重量を変えていきます。
ただし、高重量を扱う際は「リストラップ」などの手首を保護する器具を使用したり、重すぎて持てない場合は1段軽くして行ったりする必要があります。
結局のところ、人によって骨格が異なり向き不向きがあるわけですから、ご自身に合わせたトレーニングを行い安全に健康を作っていく方法がベターです。
筋トレ界隈ではこういった理論が玉石混淆で存在しておりますが「気になったらとりあえずやってみる」というのは有効で、理論と合わせてトレーニング種目も増やしていってください。
ちなみに持てる重量は手前味噌の下記リンクをご利用ください。
RM換算表アプリ(目的別自動算出)
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