流行っているのか、コンピュータ書籍のコーナーは「親子で作るプログラミング」関連の書籍が多く見受けられます。
特に電子工作のコーナーが活況で、書籍コーナーで広く平積みされていました。
そんな中、プログラミング教育を行うのに最適なものを発見したのでこちらで紹介いたします。
Raspberry Piは少しハードルが高いのでは?
技術職とは無縁の職業をされている親御さんが「せめて子供にはプログラミングを」と決心されても、「でも何を教えればいいのかわからない」という場合が多いのではないでしょうか?
書店では『Raspberry Pi』をプログラミング教育に推薦することが多いですが、これらをポイと子供に渡しただけでは余程の向上心を持たれたお子さんでないとインストールの段階で挫折してしまうと思われます。
また、『Raspberry Pi』は優秀ゆえに何でも実現できてしまうので、何をやっていいのか迷います。
「親御さんも1から習得しつつ、イニシャルの学習コストが最小限に済む」 そんな方におすすめできるのが『obniz』です。
『obniz』とは?
『obniz』は電子工作が簡単に行えるIoTボードです。
プログラミングと実行をすべてクラウド上で行えます。
(上の2行だけで2018年のIT業界重要キーワード「AI・IoT・クラウド」のうち2つを実現できます)
私はAmazonで購入しましたが、5,980円で購入できる上に届いてすぐに使うことができる優れものでした。
箱はこのようなものです。
10cm×3cmくらいです。
だいたいiPhoneの半分くらいの高さしかありません。
箱から取り出して電源を入れた状態です。
左上のプラスチックのコントローラを使用してWi-Fi接続の設定を行います。
わずか3ステップで設定が完了します。
1.Wi-Fi接続の設定を行います
自宅のWi-Fiのパスワードを頑張って入力します。
Wi-Fiに接続が成功すると、上のようなQRコードと8桁の番号が表示されます。
2.スマホで読み取ります。
カメラを使用して読み取るだけです。
3.エディタを開きます。
以上で最初の設定が完了です。
とてつもなく簡単です。
あとはコーディングを行っていきます。
コーディングについて
例えば”ON””OFF”のように、特にプログラミングについての知識が無くても「これはただの表示なのだな」ということがすぐに理解されると思います。
そういう場合は試しに入力して変えてみます。
トライ&エラーです。
文字を変えた位では壊れたりしないので、ガンガン変えていくことをお勧めします。
動かなくなった場合には、編集前に最初にコピーしておいたものをスマホのメモ帳か何かに保存しておいて、あとで丸ごとペーストすればまた1から始められます。
試しに表示文字だけ変更します。
上の「保存&開く」をクリックすると、以下のような画面となります。
初期では「ON」「OFF」の2種類のボタンが表示されています。
実際に押すと、obniz搭載の液晶の表示が変わっていきます。
プログラミングはとにかくコードを打ち込んだ分だけ上達します。
自分で手を加えたものが、即反映されることが面白みにつながりますので、とにかくどんどん手を加えると上達が速くなります。
表示変更ができるようになったら、次はボタンを増やしたり、関数の仕組みについて学習できるようになっています。
「仕組みが知りたかったら検索することで主体的に学習できる。」
年末年始はこのような少し変わったことを始められるのはいかがでしょうか?
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