【就活】IT企業に就職するための「簡潔な自己アピールの書き方」[テクニック編]

シンプルに明確に。

履歴書は「簡潔」に。

【修正前】

わたしは、学生時代にアルバイトに力を注ぎました。

学生時代には事務職で経理関係の集計作業を行い、業務中にエクセルの関数を駆使することで業務効率化と正確性を上げることに成功し、会社に貢献することができました。

 

【修正後】

学生時代はアルバイトに力を注ぎました。

内容は事務職で、経理関係の集計作業を行いました。

「効率化できないか」と考えていると、業務中にエクセルの関数で実現できることに気付きました。

結果、業務効率化と正確性を上げることに成功しました。

 

この拙い文章でも、読み手の負担をグッと減らすことができたはずです。

【修正前】の文章は、「業務効率化と~」の部分で読み手は「ぼんやり」してしまいます。

結果、「会社に貢献することができました。」まで読んだら「なんで?」となり、「再度読み返す」作業が始まります(つらいですね。)

 

この文章は数点のポイントを抑えるだけで誰でも書けます。

ただのテクニックの問題です。

書き方のポイント

・「わたしは」不要。

この履歴書はあなたの自己PRなのだから自明。

 

・「学生時代」重複。

重複を省略して意味が通れば冗長。

 

・「余地」を残す。

「「効率化できないか」と考えていると」と書くと、「なぜ効率化しようと思ったのか?」という疑問が読み手に生まれます。

ここまで読んでもらえたらOKです。

「面接で聞く必要があるな」となり、一次面接に召喚されます。

「余白」を恐れない。

基本、1行内で「。」まで行く。

人事はESも履歴書も何百枚も読むわけですから、だらだら長い文章を読むことは正直苦痛です。

仮にちゃんと読んだとしても、頭に入ってきません。

だからといって、数行で終わると「この人やる気あるのかな?」と思われてしまいます。

なので、「余白は許容するが、最終行」まで埋める。

読み返しやすい文章

「最初に読むとき」「一次面接」「二次面接」と、その履歴書は何回も読み返されます。

単行のよいところは、「その理由についてはここらへんに書いてあったような気がする」と、ポイントを押さえた読み返しやすい文章に勝手になることです。

(採用担当者にとって、全部読み返す必要のある文章は苦痛です。)

こんな文章で大丈夫なのか?

単行で書くことは確かに不安です。

しかしながらコーディングと同じで、同じ結果を得られるなら、簡単な仕組みを思いつく人が最も優れたエンジニアです。

 

もし、どうしても複数行必要な内容があったら、その時は複数行書けば良いと思います。

1行に詰め込めない情報は、無理に詰め込むと意味不明な文章になります。

単行で書く本質は「明確に伝えること」なので、目的のみ達成できれば手段は問われません。