はじめに
【Vue.js】を知るうえで、[v-on][v-if][v-for]などいろいろ紹介するべきことがあります。
セオリー通りにいけば、最初は[v-if]なのですが、代わり映えしないでつまらないので後回し。
今回は、[v-on]を紹介いたします。
今回は、以前作成した「デラックスな軍艦巻き」を作るアプリケーションで学んでいきます。
【vue.js】デラックスな軍艦巻きを作成する。
【コード】
//処理部分 <script> var netas = ['いくら', '大トロ', 'キングサーモン', 'キャビア', 'ウニ', 'あわび', 'アボカド', 'とびっこ', '白子', '軍艦']; var random = 0; new Vue({ el: "#app", data: { shari: [], netaName: "" }, methods: { addItem() { var random = Math.floor(Math.random() * netas.length); this.shari.push(this.netaName); this.netaName = netas[random]; } } }) </script>
まず、基本構造ですが ↓
new Vue({ el: "#app",//お決まり data: { //ここで変数宣言 }, methods: { //ここに処理を記述 } } })
はじめはだいたいこの構造になります。
この処理を行う上で、とりあえず今回は用語解説を行いたいと思います。
new Vue({…})
特に意識しなくていいものです。
一連の要素はこの中に収めるという意識だけ持っておけば大丈夫です。
el: “#app”
「el: “#app”」は決まり文句です。
「el」は「element(要素)」の略。
“#app”はhtml部分の処理を行う部分のidというだけです。
「これを処理しますよー」と言っているだけ。
data:
[data:]の部分には、とにかく変数を入れていきます。初期値が無くても、必ず最初に初期化する必要があります。
宣言のみはエラーになります。
methods:
行いたい処理をこちらに記載します。
この場合、[v-on:click]([@click]に省略可能)を一回クリックするごとに、この中の処理が走ります。
メソッドとは
ざっくり言って「処理」。
処理を細かく分けたり、イベントハンドラとかの役割を担います。
関数とかもメソッドに含まれます。
JavaScriptを触っている方ならピンとくるはず。
ちなみに、ものの本によると
「[methods]は、このアプリケーションで使用するメソッドです。」
とあります。
はい。文系SEには意味がわかりません。
「メソッドとはメソッドのことです」以上のことが理解できない。
とりあえず、「[methods]には処理を書く」と知っておけば大丈夫です。