たかが『証明写真』、されど『証明写真』。
履歴書の証明写真というものについて。
『証明写真』は履歴書の最重要情報。
『証明写真』は、履歴書上で唯一の「画像情報」です。
採用担当者が履歴書を確認した場合、まず最初に目が行きますし、そこで持った印象は履歴書を読む間ずっと続きます。
ここでは実践的な知識を紹介いたします。
ポイントは「予算を節約せず、絶対に良い写真を撮ること」。
なぜ『証明写真』が重要なのか?
面接前の選考では『履歴書』のみが、あなたと企業とを結ぶ線です。
この情報しかないのです。
なので、はっきりアピールできるものを選びます。
具体的には、A4用紙2つ折りの、この用紙のみからしか、採用担当者はあなたのことを知ることができません。
会ったこともない人を面接に呼ぶか否かは、「人柄」と「履歴書記載の文章」という、ひどく曖昧な情報を頼りに決断していきます。
なので、第一印象で落とされることのないようにしっかりと対策を立てることが重要です。
「通過する」証明写真の戦略
証明写真を撮影する店
証明写真を撮影する店は大きく分けて3種類です。
①写真館
・「証明写真 写真館」などで検索すると出てきます。
②カメラ屋
・「カメラのキタムラ」「ヨドバシカメラ」など
③証明写真ボックス
・駅とかにある四角いボックスのあれです。
【値段】
写真館 > カメラ屋 >>> 証明写真ボックス
値段は場合によりますが、だいたいこのイメージです。
【質】
写真館 > カメラ屋 >>> 証明写真ボックス
質も場合によりますが、だいたいこのイメージです。
ただし、「証明写真ボックス」は就活に限り避けた方が良いです。
「証明写真ボックス」は避けたほうがいい理由
画質が荒い
画質が荒いです。
最近の「証明写真ボックス」は、肌色を自動で加工してくれる便利な機能が付きますが、それでもまだ人の手には及びません。
背景が悪い
背景は「ブルーのグラデーション」がベターな選択肢です。
この機能は、だいたい「コンビニ証明写真」では付いてきません。
だいたい、のっぺりとした単色の背景しか選択できません。
証明写真の知識あれこれ
背景はグラデーションで。
背景は「ブルーのグラデーション」がベターな選択肢です。
証明写真で得られる情報は、何も顔だけではありません。
デザイン家具の紹介写真が、なぜかやたら豪華な空間にポンと置いてあったり、ファッション誌の撮影場所がやたらセンスの良い表参道あたりで撮影されているのと同じ戦略をとります。
写真は「都度焼き増し」する。
よくある「就活セット!」などで証明写真20枚セットで8,000円など見かけますが、よほどのことが無い限り、いきなり20枚も必要になることはありません。
だいたい、撮影後には「CD-ROM」が渡されますので、そちらを使用して必要な分だけ焼き増しします。
ただし、証明写真はいきなり必要になる場合がありますので、数枚は余分に持っておいた方が良いと思われます。
都度焼き増しする店も、実は撮影した店でする必要は無く「焼き増しは街の写真屋で」ということもできます。
あまりに焼き増し料金が高い場合は、その手も利用できます。
満足いくまで何度も再撮影する。
証明写真の質は撮影した人の技量に左右されます。
なので、1回の撮影では、満足いくまで何度でも再撮影してもらいましょう。
また、後日見て「やっぱこの写真ないわ」と思ったら、再度お金を払って撮影してもらった方がいいです。
撮影する店を変える手もありです。
私も、やたら肌が白飛びしたひどい写真を撮られたことがありました。
その際は別のお店で撮影してもらいました。
何回も撮影すると、数パターンの中から比較することができるので、相対的に一番良い写真を選ぶことができます。
是非、予算は多めに良い写真を撮影されて就活に挑んでください。