【社内戦略】未経験文系SEが社内で技術を得るために決起した話。

※この記事は、とあるSEが新言語に触りたいがために「社畜にあるまじき行動」に出た記録です。

安定した会社員生活を送りたい人にとってはただの毒ですので、読まずにそっと閉じることをお勧めします。

 

はじめに

今月から、かなり変わった社員生活を送るようになったために記事にしました。

「あさがおの観察日記」のようなものだと生暖かい目で観察していただけると幸いです。

または、『或阿呆の一生』のような何かだと思ってください。

現在進行形ですので、「こういう人生もあるのか」という程度の認識をいただければと思います。

 

戦果

・創業初の「複数部署で業務する社員」が爆誕。

定時内にAシステム、定時後にBシステムの開発を行う社内でも異質の社員となりました。

 

・残業時間に別部署の業務を行うことに成功。

以下条件で契約を取り付けました。

・残業代が全額支給されること。

・指導役の残業代も支給されること。

・実務を行うこと。

・結果を出すこと。

 

行動履歴

①移転先の上長に相談する。(半月前)

 ↓ 

②移転先の上長の上司に許可をもらう。(半月前)

 ↓ 

③私の所属上長に話が通る(数日前)

 ↓ 

④辞令が下る(いまここ)

 

動機

①日曜大工(このブログの一連の作業)から欲が出た。

このブログでは、日常業務ではカバーできない技術学習を行ってきました。

その欲求が指数関数的に増加してしまった結果「日常業務でも言語習得を推進したい!」と日々思いを持っていました。

ある日、なんとお隣の部署では最新言語バリバリ使用のシステムを使用しているという情報を得てしまいました。

なんとか関与できないかと思っていたら、チャンスがあったので行動を開始しました。

 

②「本当に欲しいもの」を知ってしまった。

もともとSEを志望した理由が「プログラミング知識を習得したい」というものでした。

趣味でちょっとかじった程度だったのでしたが、職業にした結果は予想以上に「楽しい」ものでした。

しかしながら、ただ楽しければ良いのかというと決してそうではない。

職業として続けていく上で「目先の楽しさ」を優先すべきか「将来の安定」を優先すべきか。

その点を考えていると「本当に欲しいもの」を認識してしまいました。

それが「プログラミング知識を習得したい」という初心に立ち返ってみることでした。

技術力を備えることは、将来的に給料に直結します。

方向性が「だいたい同じ」であったので即決して行動を起こすことにしました。

 

行動のきっかけ

・人手不足を事前に知っていた。

世の中は需要と供給で成り立っています。

いくら望んでも、人手が足りている部署に移転はできません。

逆に、供給が少なければ、多少のポンコツでも受け入れてくれるはずです。

 

IT業界は2019年2月現在、「有効求人倍率」が5.39倍です。

ちなみに全体は2.13倍ですから、開発職がいかに人員不足か見て取れます。

ゆえに技術力を持ったSEは「超希少」に分類されます。

出典:doda転職求人倍率レポート(2019年2月)

 

そんな人員不足のIT企業の1企業の、さらに人員不足の部署についての情報を事前にもらってしまいました。

これは行動するしかないですね。

 

・「会社の求める人材像」が何か知っていた。

会社として「部署を横断して業務を行える人材」を求めていることを事前に把握していました。

(というか統括する上長が概要を漏らしていた。)

何も声が掛からないと行動してはいけない決まりはないので、勝手に行動に移しました。

 

あとがき

そんなこんなで私の生活は激変しました。

かなり無茶で前例がない試みの許可をくれた上司に感謝するとともに、判断する上での重要な情報をくれた先輩社員に感謝したいです。

(このブログの存在も永遠に社内バレしないことを願います。)