会社説明会って何見るの?という方へ。
「疲れ」が見えるか?
人事の顔色を見ておく
人事の人も仕事とはいえ、説明会の1~3時間の間、ずっと愛想を持続することは無理です。
「疲れていたらアウト」では選ぶ会社がなくなってしまうので(疲れていない社員はごく少数。)
「疲れの度合い」をぼんやり把握する位がいいと思います。
「社風」
「社風」とは?
「社風」のみ言うと、ブラック企業おなじみの「人間力」というパワーワード並みに意味不明です。
ここの「社風」とは、「社員の人柄」「設備」「業務への熱意」
なぜ「社風」?
人は人に影響を与えます。
日中の9時間以上を同じ空間で過ごすと、すべての振る舞いが無意識にどんどん影響したり影響を与えたりします。
この自分の想像とあまりにも離れた人と働くことは意外と苦痛です。
会社案内で回る場合、「平均的に」「ざっと見る」ことをおすすめします。
どの職場でも1人はいる「変な奴」「やべー奴」は基準にしてはいけません。どの職場にもいますから。
「社員の人柄」
【人柄】
・「話し方」
「~っすかね?」「~じゃん?」等、話し方はどんどん影響を及ぼします。
【勤務態度】
・「座り方」
・だらーと座っている社員がいるか?
「設備」
・「机の上に置いてあるもの」
・モノが散らかっているか?清掃は行き届いているか?
・「服装」
・カジュアルのレベル(半袖可否、半パン可否)
「業務への熱意」
「めっちゃヤル気ある」などの指標よりも、開発職においては「保守的か否か」のみを見ます。
志望動機に「新しいプログラミング知識を得たい」というものがあったら保守的な会社は社風と合っていません。
「保守的か否か」は使用言語と開発環境を聞けば解決します。
「会社説明会」では質問は必須ではない。
面接と異なり、「会社説明会」では「何か質問はありますか?」に対して質問する必要はないです。
とはいえ何もないともったいないので、今後の面接の練習を兼ねて適当な質問をすることをおすすめします。
説明会のみでブラック企業判定
トイレに行く。
ブラック企業では面白いくらい、トイレに「社訓」や「標語」が貼ってあります。
だいたい、「時間を節約しよう」系の標語が貼ってあります。
要するに「寸刻惜しんで会社に貢献しろ」ということです。
なるほど。
人事がやたら高圧的。
人事が高圧的です。
もう職場で受けたストレスを発散する場所が会社説明会しかないのです。
立場の弱い(と勝手に思い込んでいる)学生に対してマウンティングをするしか己を保つ手段を知りませんので、そういう説明会はトイレ休憩の間にとっとと帰りましょう。時間の無駄です。
職場を回ることができたら①
職場を回ることができたならば、業務中の社員が「真剣」か「疲れている」かを判断します。
職場を広く見渡して、だいたいの空気感で把握します。
職場を回ることができたら②
「フリーアドレス」を導入しているか確認します。
カフェスタイルのかっこいい席に、特に席が定まっている訳ではなさそうであれば「フリーアドレス」の可能性があります。
福利厚生として導入していれば良いのですが、実は「社員の入れ替わりが激しい」「営業の席を節約する」などの目的で導入されている場合があります。
とりあえずこの事実だけ知っておけば大丈夫です。
「36条協定」
ブラック企業では会社説明会「36条協定」の部分を「読み飛ばす」 or 「早口になる」という傾向があります。
人事はヤバいことを理解している訳ですね。
会社説明会の時に会社の資料をもらえると思いますので、配布されたら即刻「給与規定」の部分をそれとなく先読みしておくと良いのではないでしょうか?